【サンタがうちに来ないワケ】


季節は秋です。

 

一気に寒くなった今日、いかがお過ごしでしょうか。

 

少し寒くなったからか、

ふと、なぜか幼少期のクリスマスのことを思い出しました。

【サンタがうちに来ないワケ】

 

 

私は昔から不思議なことが大好きだった。

 

 

9歳の頃に、窓を開けっ放しにして寝ている時にティンカーベルが迎えに来てくれたり

(誰も信じてくれないが本当の話)

 

小学校高学年の自由研究は親友と共同でネッシーについてガチで調べ上げたり、

 

寺でポルターガイストを目撃したりと、

 

わりと「歩く都市伝説」な女として生きてきたことを自負している。

 

 

 

そんな私、毎年もちろんサンタクロースが来るのを楽しみに待っていた。

 

 

だがしかし、

 

彼は一度も現れたことがない。

 

 

それには理由がある。

 

 

ある日、私はサンタさんが来るように枕元にお気に入りの靴下を飾って床についた。

 

 

翌朝、

 

その靴下はなくなっていて、

 

 

「ああ!靴下にプレゼントが入りきらなかったから違う場所にプレゼントがあるはず!」

 

と自分でも感心するほどのポジティブシンキングでくまなく探し回った。

 

 

すると、目の前に残念な現実が飛び込んできた。

 

 

 

ベランダに目をやると、

 

 

 

 

靴下が干されていた。

サンタクロース

 

 

 

うそん…

 

 

母に、

 

「靴下、なんであんなことにあんの?」と聞くと、

 

 

「あんた、あんなきったない靴下枕元に置かないでよ!」

 

 

 

と怒られた。

 

 

 

メ、メリークリスマス!(涙)

 

 

確かに、連日男子に混じって泥まみれになるまで遊んでいた私の靴下は、

靴下というより限りなくゴミに近い存在だった。

 

 

それにしてもお母さん、

子供心をちょっと察して?

 

 

それ以来、私は靴下をぶら下げることを一切止めてしまいました。

 

 

もちろん、一度もうちにはサンタが来たことがありません。

 

 

姪っ子の家には毎年来るみたいなので、

 

内心、

 

(格差社会…)

 

 

とつぶやいています。

 

 

 

どうしてもサンタに来て欲しいので、今年はそっと姪っ子の家にきったない靴下をぶら下げておこうと思います。

 

 

みなさん、季節の変わり目、体調には気をつけて!

 

 

メリクリ!

 


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