名誉のために言っておきますが、決して暴力沙汰の話ではございません。w
先日、友人Hが営む美容室へ。
その店の名はKichiといい、隠れ家のような素敵な空間でリフレッシュさせてくれる。
技術もさることながら、子連れ狼(それは私)でも快く受け入れてくれる。
そしてさらには的確なアドバイスをしてくれてかなり助かる。
最近、前髪を切りたくて仕方ない私。
すると彼女は、
「30歳過ぎてロングで前髪を作るのは慎重に考えた方が良い。」
ドキ。
(むしろ動機)
これはもう、「あんたには似合わないからやめたほうがいい」と解釈して諦めることにした。
ありがとう
ありがとう
ありがとう
そんな、的確に物事を見据えてくれる彼女だが、彼女も難を抱えているらしい。
下着を捨てられない。
は?
なんでも、ずっと下着を捨てられないままダンボールに詰めに詰めて、実家から持って来て何年も開けていないパンドラの箱があるらしい。
彼女が言うことには、
「もし、普通ゴミでパンツを捨てて、猫やカラスがゴミ袋をいじって出勤の道中に自分のパンツが転がっている様を見るのが怖過ぎて捨てれないで今まで来てしまった。」らしい。
は?
その他にも、高校の時のテストや、もう着ていない服、年賀状などパンドラの箱がいくつも家にあるらしい。
私もそうだった。
しかし、これをよんでから思考がガラリと変わった。
そして、彼女は一言。
「だって、ここまで置いとったんやからもったいないやん。」
「じゃあさ、あんた、
あんまり好きじゃない人と長年付き合ってて、
もうここまで付き合って別れるのもったいないからって
結婚するか?」
私は堰を切ったように語りかけた。
すると彼女は胸に手を当て、
「はうあ!
今、ボコボコに殴られた気分…」
やっと目を覚ましてくれた。
私「あんたは、独立して起業して、
人の髪をいじって、
やっと稼いだお金で
ゴミに家賃を払ってるんやで!」
友人「ハ、ハウア!
そう言われてみれば、
私が持っているもののほとんどは、
もう使いようのない死んでるものばかり・・」
私「そう、今のあんたの家は、
墓地!
KichiのオーナーのBochi!!」
バタリ・・
(彼女完全ノックダウン)
完全にK.O.な彼女を抱き起こし(実は別に倒れていない)、
「家にスペースが生まれると、いい風といい縁が入ってくるよ。
なんだか痩せていくし、
性格も良くなるよ。」
そう語りかけると、
「え、ゆいちゃんって性格いいん?
こんなに私のことボコボコにしといて?」
「うん!
私、性格いいねん!」
満を辞してハツラツと答えた。彼女が首を傾げていたような気がするがメガネを外していたのであまりはっきり見えなかった。
素直な彼女は、
「私、性格よくなりたいから、
掃除する!!」
と、スイッチが入っていた。
まずは彼女がパンドラの箱を開けて、下着を処分してくれることを願うしかない。
彼女とは本当に正直にデコらず話をできるのですごく楽だし感謝している。
昔の服を捨てられないのも、
お互い30歳を超えて、
「やりたい服装と似合う服装にそろそろズレが大きくなる年齢」
ということを改めて実感。
昔着ていたホットパンツも、もうどう逆立ちしてもはけないのである。
過去の栄光(?)にとらわれず、似合う服装を自分の新しい個性として育てていくのが大人への第一歩だと痛感した。
彼女のように、大量の「もう死んだもの」が家でのさばっている方はぜひ、
問いかけて欲しい。
「私は、このまま墓地に住みたいか。」
と。
ものを捨てられない人は、ブランディア、Bookoff、Second streetなど利用すると手間をかけずにサクッと持って帰って査定して買取額が銀行に振り込まれる。
私も、second streetで服を20着売ったが、たったの
105円にしかならなくて膝から崩れ落ちた。
また、友人Hはブランディアで服を60着売って、
昨日610円が振り込まれたらしい。
ちなみに、手間はかかるがメルカリで先週出品したところ1日で7着売れて、
遊んでる間に5000円ほどの売り上げになった。
どのように断捨離するかはライフワーク次第だけど、
家を墓地にすることだけは避けたほうが良い。
下着を捨てられないよ〜と同意していただける方はぜひご一報を。
彼女が同士がいて喜びますwww
んちゃ!!!