いったい、何人もの方に私の乳をさらけ出すんだろう。
出産してからというもの、
産婦人科のほぼ全員の職員が私の乳房を見たり揉んだりしている。
産婦にとっておっぱいトラブルはつきもののようで、
私は退院後も露出狂のような格好で家の中をウロウロしている。
私の母の友人Kさんが助産師として子どもを取り上げてくれた。
病棟で彼女は唯一の
「おっぱいマッサージマスター」
(命名:私)
らしい。
中国の手法で痛くないマッサージを勉強している彼女にとって私は願ってもない教材らしく、
「今日、おっぱい揉みに行っていい?」
という依頼がしょっちゅう入る。
(文字にしたらものすごく卑猥)
これはものすごくありがたいことで、「牧場」な私にとってはすごくラッキーである。
そんな中、
キャバ嬢(母:助産師)がすごいことをオファーしてきた。
キャベツ湿布試してみない?
きゃべつしっぷ?
フレンドシップとかパートナーシップみたいな類かと思ったら、
こんなものらしい。
なんだかものすごくエッチな妖怪みたい。
前回のブログでお伝えしたように、親の仇みたいに母乳が溢れ出す。
2時間に1回搾乳しないと、発熱しておっぱいが爆発しそうになる。
その症状を緩和するために母がキャベツ湿布が最適と思ったらしい。
冷えピタとか、保冷剤という考えは彼女の中にはないらしい。
(※経産婦さんから:急激に保冷剤で冷やして乳腺炎になったらしい!まぁ怖い!)
<キャベツ湿布の作り方>
1、キャベツをお湯で茹でます。
2、粗熱をとり、冷蔵庫で完全に冷まします。
3、乳首が出るように穴を開けます。
4、乳房に貼ります。
5、萎えてきたら交換時。(私は1時間くらいつけています)
ね、簡単でしょ?
もう装着する前は
「私はどこに向かっているんだろう?」感がすごい。
しかし、
これがまたすごくいい!
変な薬品臭もしないし、保冷性が高い。
乳房全体が覆われるので発熱で爆発しそうなパイオツがじわ〜っと冷えて痛みも緩和。
ただ、もうキャベツが大きすぎてキャミソールからはみキャベツ。
※画像はイメージです。
ハミキャミキャベツ。
声に出して言ったら口の中もっちゃりする。
・我が子が急に乳を欲するのでサクッと乳房を出せる服
(チューブトップは神)
・そしてキャベツ湿布
この相性は抜群です。
まさか、料理以外でキャベツにお世話になるとは思っていなかったが、
なかなか使えるおばあちゃんの知恵袋。
はみキャベツを見た旦那からは、
「な〜んか気持ち悪い♪」
とキュートに暴言を吐かれたことはフル無視することにする。
おまたこんにゃくに続き、キャベツ湿布。
ぜひお試しあれ!