「あなたの英語力は当塾の基準を満たしていないので入塾できません。」
あまりに残酷な現実を叩きつけられたのは私が15歳の時だった。
昔から、外国語に興味があり、中学校に来ていた外国人講師の方ともフランクにジョークを言ったりしていたので自分の英語力には割と自信があった。
そんな私は、高校生の間に留学したかったので英語を強化すべく塾に入る決意をした。
しかーし!!
結果は、まさかの
「13点」
苦手な数学も一緒に受けたが、まさかの得意だと思っていた英語が足を引っ張り、
「勉強したくて入りたいのに」
勉強させてもらえない結果を食らった。
それまで、末っ子魂で割とやりたいようにやって来た私にとって初めての「不合格」という烙印。
当時の私は、「勉強したい人が入れない塾なんておかしい!」と自分の能力の低さを棚に上げ「塾」というものに怒りをあらわにした。
しかしながら、この悔しさが私を変えた。
幸い、母が素敵すぎる家庭教師を見つけてくれて、私は「勉強」という英語よりも
「英語を話せたらどんなに世界が広がり、可能性が伸びるか」ということを教えてもらった。
私が当時つまずいたのは
「冠詞」の使い方。
「私は学生です。」
I am student.
そう回答し、不正解。
“I am a student.”
この”a”が抜けることで凡ミスを繰り返し「英語ができないやつ」の烙印を押されたのだ。
たかが”a” 、されど”a”.
外国人の友達は、
「aとthe(冠詞)の使い方で英語ができるかどうかすぐにわかる」と言っていた。
私も、未だに苦手な冠詞。
これをブラッシュアップしてやろう!
私は、1年前から週末の3時間ほど、完全に子育てから離れて勉強の時間をもらっている。
いつもTOEICの問題を解いたり、ビジネス単語を覚え、エッセイコンテストの記事を書き、コーヒーを飲んでリラックス。
しかし今日は、小さい小さいプロジェクトを立ち上げた。
題して”Rough English(仮)”
自分のように簡単な英語でもつまずいている人、2020年のオリンピックに向けて英語にそろそろ向き合おうとしている人がいるんじゃないか?
と考え、自分が学んだ英語をインスタで発信していく小さな一歩を踏み出しました。
よければフォローしてください^^
どうせ吸収するなら、楽しみながら英語と向き合おうと思います!
ちなみに、英語は中学英語をマスターすればかなりの範囲で話せるようになります。
ビジネスで使うならそれなりに単語力も応用力も必要になりますが旅行だったり友達を作ったりで私の微々たる英語でも難なくやってこれました。
私は亀のような歩みなのでまだまだですが、これからもやってやろうと思います!
ちなみに、中学で13点の実力だった私は高校生になる頃は英語だけでいうと学年トップになりました。
最近読んだ本にはこう書いていました。
「チャンスはピンチのふりをしてやって来て、
ピンチはチャンスのふりをしてやってくる」
と。
13点とったあのテストは間違いなく前者だったんだろう。
まだまだ遅くないぜ!一緒に楽しもう〜!