ずっと書きたかったことを書こうと思う。
「不幸は知識で回避できる」
この事は念頭に置いて読んでいただきたい。
私の母は、産婦人科で働いていた。
とは言っても、
看護師長をやりながら通信で法学部を卒業したり、
カウンセラーの資格取ったり、台湾に留学したり、
看護学校で講師をしたり、スペイン語を学びだしたり
マツケンサンバをマスターしたり…
そう、全く意味の分からない生き方をしている彼女。
そんな彼女が一貫して私に伝授してきたこと。
そう、
「性教育」
そこから学んだことや調べたこと、体験を交えながら
「もしもの時」
の対策をお教えしようと思う。
気づいている方もいると思うが、
いざって時は、まず自分が知識や情報があるかどうかでその後の人生が大きく左右されるものなのだ。
1:結婚を控えてるわけでもないのに
避妊をしてくれない身勝手な男とつきあわないこと。
いきなりぶっ込んでいったが事実である。
子供が「タイミングじゃない時期」にできてしまうこともしかり、
病気がうつってしまう危険性もあるからだ。
厄介なことに、男性がその病原体をもっていても発症はしないが、
女性の身体に入って発症するという性質をもったものもある。
避妊を拒否するような自分勝手な男はその時点でアウト。
それに、それを受け入れてしまう女性もアウト。
もちろん、その後ちゃんと子どもの親として生きていくことをきめているのは全然すばらしい。
「さずかり婚」なんて言葉もあるぐらいだから。
私が言っているのは男を取っ替え引っ替えだったり、
自分を大切にしない人のことを話している。
2:避妊が失敗したときの対処法
ちゃんと避妊をしていたのに、失敗してしまった。
そんなことがあってもなかなか親や友達にも相談できずに、
なんとなくそのままにしてしまう人もいるようだ。
でも、決して対応を欠いてはいけない。
そんな時は、慌てず、焦らず、深呼吸をして対応しよう。
お互いをせめないこと、これとても大事。
シャワーで洗浄し、病院を調べる。
避妊に失敗したときはまず、
72時間以内に「緊急ピル」というものを飲む。
女性のクリニックや、産婦人科で処方してもらえる。
だいたいの相場は2000円〜2500円ぐらい。
1錠飲んで、そのちょうど12時間後にもう1錠飲む。
同時に吐き気止めを処方してくれる医師もいる。
緊急ピルの副作用に耐えきれず、3時間以内に嘔吐してしまった場合は再度飲まなくてはならない。
その分の費用も上記の料金に含まれているはず。
2錠目を飲んだときに副作用で吐き気や身体のだるさが襲ってくることもある。
でも、それを怖がって「きっと大丈夫!」なんてよくわからない自信にかられて対応しないなんてアカンだよ!
あ、あまりの興奮で私の中のカイヤ川崎感が沸点に達してしまった。
一番気をつけないといけないのが、
連休中に避妊に失敗してしまうケース。
日本は、サービスが行き届いた国だ。
でも、恐ろしくルールに厳しい。
人が泣いていても、ピルがそこにあっても、
「規則ですから、連休中は処方できません。」の一点張り。
どんなに不安で訴えたとしても、
処方してもらえない。
本当に驚くだろう。この意固地なまでに規則一点張りの様子に。
そして、大阪に1つだけ連休中に処方してくれるところがある。
しかし、世の中怖い。
まさかの普通のピルの10倍の値段かかるのだ。
2000円〜2500円で手に入るものが、
その病院では20000円。
名前を公言するのも営業妨害になるので、
クリニックを探す際はまず値段も聞いておいた方がいい。
そしてそうこうしてるうちに
72時間がすぎると、緊急ピルの効果は半減する。
対応としては、もしもの時にそうならないように先に緊急ピルを入手しておくことをおすすめする。
処方してもらうときに説明書も渡してもらえる。
どうしてこんなことを言い出したかというと、もうひとつの理由がある。
3:レイプされてしまった時の対処法
上記では、あくまで「好きな人」が相手の前提で、
なおかつただしいつきあい方をしていってほしい、失敗したとき冷静に対応して欲しいから記した。
ただ、特に女性の場合、いつ降り掛かってくるかわからない不慮の事態もあるのだ。
日本は平和だ。
夜道を歩いても無事に家に帰ることができる。
はたして、本当にそうだろうか?
友人が警視庁で働いていたこともあって、いろんな現状を聞くことが会った。
性犯罪は、被害者側がことこまかにどんな状況でどんな風にされたか何度も何度も繰り返し聞かれて精神的にたえられず、
泣き寝入りする人も本当に多い。
私の母は、夜遅くまでダンスの練習や、朝方まで帰らないことがある私に
「あなたが毎日無事に帰ってこれてるのは奇跡中の奇跡よ。
次、無事に帰れると思ったら大間違い。
もし、レイプされてしまった時があったら、
泣いてる暇なんかないわよ。
すぐに産婦人科に駆け込んで洗浄して緊急ピルを飲むのよ。
72時間が勝負。
そんな最低でくだらない人間のために人生狂わされちゃだめ。」
そう教えてくれた。
性の英才教育!
そんなことがもし会ったときのため、緊急ピルをお守り代わりにもっておいてもいいんじゃないかと思う。
そして、友達がそうなったときに救ってあげられるかもしれない。
もちろん、処方だったり診断しないと行けないのでそういう情報を伝えてあげられるひとになってほしい。
また、友達から教えてもらったことだが、
もしレイプされたとしたらすぐに身体からすべてのその犯人の痕跡をぬぐいさって忘れたいもの。
でも、のちの犯人探しのとき、
その物的証拠が犯人を見つけ出す手がかりになる。
だから、その日着ていた服や、犯人が触れたものなどは袋にいれて証拠として警察に提出する。
本当に辛いことだが、被害者をこれ以上増やさないために、犯人の思い通りにさせないようにしないと。
情報が少ないこと、誰にも相談できないこと、
そんなことたくさんあると思う。
そんな人には聞き辛いことをここで得た情報で回避できる女性がいればうれしいです。
また、これは最近体験した話を最後に記そうと思う。
4:HIVチェック
おくればせながら私もつい最近初めてこのチェックにいってきた。
というのも、スペイン人の旦那から、
「君のためにも、僕のためにも、このチェックを受けてほしい」
と言われたのがきっかけだった。
彼にすれば、日本人は恐ろしくこのチェックに無頓着。
先進国なのにHIV感染者が増えているのは日本だけらしい。
ドイツは毎年1回チェックするのが当たり前なんだとか。
そう考えたら確かに。
愛する人にもしかしたらうつし、うつされてるのかもしれない。
匿名で、しかも無料で受けることもできる。
HIV感染チェックキットというものが市販されているが値段が少々高い。
保健センターなどでもチェックできるが1週間後まで結果を待たなくてはならない。
大阪なら南海なんば駅すぐにその日に結果を教えてくれてなおかつ無料でチェックしてくれるところがある。
先着40名なので、受付開始のすこし前にいくことをおすすめする。
血を抜いて、2時間ほど待ってまた結果を聞きにいくというスタイル。
昼1時〜4時ぐらい(週末もやっているので社会人におすすめ)を時間枠としておいておこう。
愛する人がいるなら、ぜひとも2人でチェックしていただきたい。
定期的に。
ディープな話をいろいろ記したが、
私が続けてきたブログの中で一番有益な情報だったと思う(笑)
とにかく、女性は泣き寝入りしないこと。
スマートに生きること。
そして、男性もそれをサポートして、いざという時に頼れる男の中の男でいてほしい。
そんな暑苦しい思いで記しました。
シェアでもなんでも煮るなり焼くなりしてください。
誹謗中傷は、私のガラスの右心房が壊れるのでおやめください。
ほな!!!!
みんな、次のブログはチョケてバランス取るから期待しててくれよな!