とんでもない映画を見てしまいました。
東野圭吾×堤幸彦の「天空の蜂」
テレビのない家に住む私は、
今日までその映画の存在をしらずCMさえみたことがなかったけど、
母とみに行くことに。
あらすじとしては、
日本の原発にヘリを落とされるテロの脅迫があり、
原発を守りたい政府と
人員を最優先したい人々との人間模様がもうリアルに描かれている。
なにってもうセリフがすごくいい。
カメラワークも素晴らしく、
ほんまにちょっと息するの忘れる。
映画になかなか厳しい私ですが、
もう、嗚咽するぐらい泣いた。
今、日本が、日本人が目を向ける問題をちゃんと提示してくれている。
神戸の震災、
原発問題、
東日本大震災をおりあわせつつも、
決して見にくい仕上がりじゃなくすっとその世界観に入ることができる。
日本人を、
「沈黙する群衆」
と表しており、
その言葉が心に突き刺さる。
みて見ぬふりをして、
臭いものに蓋をして、
使い捨てをして、
「今」がよければすべてよし、
自分さえよければすべてよし。
そんなみんなが目を向けたくない黒い部分をちゃんと描いてる。
「明日からちゃんと
生きよう。」
そう思わせてくれた作品。
見終わっても余韻がすごくて、
エンドロールがエンドするまでにも泣きやめなかった。
肩で泣いてた。
こんだけゆうと、めっちゃ期待しちゃうかもなんで、
もう、一回バク宙とかして頭切り替えてから映画館へいってください。
これを見終わって感じたのは、
少なからず
私は傍観者側でなくてよかった。
ということでした。
地道ではあるけど、
仲間のサポートを思いっきり受けて
東日本大震災の支援を続けることができている。
East Japan Re:project (東日本復興支援団体)
を立ち上げて早4年半。
大切なことだってことを再確認できた。
毎月、仲間とチャリティーレッスンも行っている。
自分は政治家でもないし、
技術者でもない。
特別なものがあるわけじゃないけど、
自分のできることを支援にして、
できないことは仲間と一緒にやっていく。
この映画、ほんまにみてよかった。
映画になってくれてよかった。
小さな支援ですが、
当団体でもオリジナルTシャツを作成しました。
UTmeのホームページから購入可能です!
購入されると、300円が自動的に募金され、
東北の復興支援に役立ちます。
ぜひぜひ、お願いいたします^^
そして、この映画、ほんまに心にぐっとくるのでみてください。
今日は余韻に浸って眠ります。
ぺろり〜ん!