マリリン・ボス・サバントさん(68)
という方をご存知だろうか。
人類史上、最もIQが高いとされてる女性だ。
東大生の平均:IQ 120
アインシュタイン:IQ173
とされている中、
10歳で:IQ228
という驚異的な数字を叩きのめしたマリリンさん。
これだけIQが高いのに、ついた職種はなんと
コラムで悩み相談
なんだとか。
まさに私がやりたいことと同じ!
お、おこがましい。頑張れ自分!
ちなみに、マリリンさん曰く、
どうしてIQを生かし学者などにならず、コラムニストになったかとの問いに、
「IQ が高いというのは私の複数ある一面でしかない。
このIQを生かして人々の悩みを解決していくことが自分に合ったこと」
だと語っている。
かっこいいいいいいいい〜〜〜〜〜!!!!!
IQの高さを活かし、数々の難問を答えるマリリンさんの回答の中で、痛く納得したことがある。
「人にマッサージされたら気持ち良いのに、
自分でやっても気持ちよくないのはなぜ?」
このような質問に対し、
「人間は四六時中刺激を受けているから、
自分自身からの刺激は弱く感じるように脳が進化した。」
だから、他者から与えられた刺激は自分がするよりも敏感に感じる。
このことを学び、すっと右心房に落ちてきた。
なるほど。
これって、色んなことが言えると思う。
例えば、
自分が自分の手をつねっても痛くないからといって、
他者の手をつねっても、その痛みは自分が感じたものとは違うから、
当然相手はもっと痛く感じる。
また、いじめだって同じ。
いじめた方は覚えていなくても、
いじめられた方はずっと傷が残ってて忘れないもの。
人に触れるときも、
自分で思ってるより、相手には敏感に刺激を与えてるから、
力加減、触り加減(なんかやらしい)をちゃんと考えてからしないとな〜と思った。
その分、
自分の物差しにおいては普通のことをしていても、
相手にはめっちゃめちゃ心が温まる行為だったりする。
現在、私の働く大阪イチファンキーな日本語学校では、
韓国から短期の学生を迎えた。
京都へ遠足の引率に行った時、
こんなことがあった。
方々歩いて、クッタクタになった私たち。
序盤から足が痛いと言っていた女子学生。
帰りの電車で「ここ空いてるよ」と席をゆずると、
「私はいいんです。」
そう言って、
1時間半ある電車移動中、時折足をポンポンとたたきマッサージをしながらずっと立っていた。
確かに混雑した車内、
自分たち若者よりも座るべき人がいると彼女は感じたのだろう。
また、学生の近くに立っていた私。
席に座っていた学生たちは、私を見つけるやいなや、
「はいばいぼ!はいばいぼ!」
何かのまじないかな?と思って目をやると、
ジャンケンをしていた。
すると負けた方が、
すっごい笑顔で、
「先生!ここにどうぞ!」
そう言って、席を譲ってくれた。
先生を立たせて自分たちが座ってるわけにはいかない。
負けた方が譲ろうということだったんだろう。
お年寄りが入ってきても、妊婦さんや子連れが入っきても優先座席で寝たきりかます奴らに彼女らの姿を見せてやりたい。
その彼女たちの行為だけで本当に嬉しかったので、
「ありがとう!私、座るのが好きじゃないんです^^
他の人に譲ってあげて。」
というよくわからない理由をつけて、
お断りした。
好意に甘えても良かったのだが、
慣れない外国で方々歩いたら、日本人の私(そしてふくらはぎムキムキ)よりも、
細い彼女らが疲れるのは一目瞭然だった。
全然関係ない話だが、
移動中に、学生と話していて、
「あなたはおっちょこちょいですね。」
という言葉を教えた。
おっちょこちょいの意味を理解した彼は、
「え!僕?
いいえ!
僕はおっちょこないです!!!!」
という摩訶不思議な否定文で対抗してきた。
最後の方何が言いたかったかわからないが、
自分がした行為は少なからず、
数倍の大きさになって相手への刺激へと変わる。
自分の言動、行動を発する前行動する前に一旦飲み込んで行こうと思ったのだ。
新語「おっちょこないです」は今後とも長く付き合っていこうと思う。
ペロリン!