【大阪のおばちゃんは竜巻のごとく】


今日、皮膚科に行った帰りに竜巻にあいました。

 

ここでの竜巻は、「大阪のおばちゃん」を指します。

 

皮膚科で爪をバルボッサされた私は片足を引きずって歩いていた。

 

そんな私に、

 

 

「いいいや!かんわいいわこの子!!」

 

 

ベビーカーを覗き込み、追いかけてきて賞賛浴びせてきてくれた。

 

 

「アザース!」

 

快活にお礼を言うと、

 

もう、THEオオサカノオバチャンをみまとったマダム。

 

「目ぇおっきいがな!!カンワイ!」

 

 

「この子な、スペイン人のハーフやねん。」

 

絶対に仲良くなれそうなので、私は軽く彼女の血について言及。

 

 

すると、

 

 

「いいや!!私の孫もな!クオーターやねん!お願いやから写真見たってぇや!ガラケーやねんけどな!アッヒャッヒャ!」

 

 

妖怪みたいな笑い声をあげて、

 

写真を見せてくれた。

 

お孫さんはもう、めっちゃ美しくて、ガラケーでもキラキラ後光をさせいていた。

 

 

「いいや!カンワイ!」←私

 

 

「あんたの娘もな、もっともっと可愛なるで!モデルなれるで!  

 

 でもな、大阪におったらあかん!東京行かな!」

 

 

「ほなな!色々大変やろうけど、頑張ってーやねーちゃん!」

 

 

肩をポンポンとされて、竜巻みたいにパチンコ屋へ消えて行った。

 

 

愛ある竜巻やったなぁ〜。

 

 

この1分くらいで、上京を勧められました。

 

 

もちろんヒョウ柄で、ベリショで金髪でした。

 

 

ド派手なかっこいい美しいおばちゃんでした。

 

 

大阪っぽい朝やった。

 

大阪のこう言うとこ、嫌いじゃないw


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