常軌を逸している。
“普通でない、通常考えられる範囲を超えている、などの意味の表現。”
weblio辞書より
今回は、いつもおなじみ弊社(一番上の姉)を差し置いて、
次女のドジな姉をフィーチャーしようと思う。
私達姉妹は、
長女:弊社
次女:ドジな姉
三女:私
の3人で構成されている。
普段、控えめであまり日の目を浴びないドジな姉は、
地味すぎてもう何しても面白い。
趣味:家計簿
アルバイト:カフェで調理
時々、金持ちな家のお宅の庭で水やり
「金持ちのお宅で水やりのバイト」っていろいろ下僕すぎて妹ながらツボった。
小学生の時は、絵に書いたような芋娘で。
かくいう私も双子って言われてたので同時に芋やったんやけど。
今もうどこでも売ってないような、だいだい色のカーディガン擦り切れるまで着てて。
オレンジ色じゃなく、だいだい色。
めちゃくちゃ食い意地張ってて、
3人姉妹やのに、プリンが後1個しか残ってない日には、
もう彼女朝3:00に起きて食べてたから。
さすがに弊社も私も引いてた。
そんなドジな姉は、意外に早く結婚して子供を3人も産み落とした。
その子供がもう、ひどい。
ほんまに、どうやったらこのおとなしいドジな姉からこんな面白い子供生まれるの?
っていうくらい、いろいろ起こる。
3女が生まれる前に、
長女:らん
次女:りん
彼女らに、妹できたらどんな名前がいい?
って割とスウィートな話題を振ったら、
りん案「ながた おんぶ」
いや、あんたの苗字、「みつこし」やから。
ほんで「おんぶ」って赤ちゃんホラーでしかないから。
らん案「んごつちゃん」
「ん」て!!!
いきなり「ん」って!!!!
ほんで「ごつ」て!!!
赤ちゃん特有の柔らかさゼロか!
こんな鬼畜な珍回答を出す子供たちの上に、
ドジな姉はさらに
「んごつちゃん」もとい、三女れんを産み落とした。
こいつもなかなか曲者で。
顔はほんまにハーフみたいでかわいいけど、
性格がヤクザ。
3歳やのに肩だして誘惑してくる。(怖)
まだ3歳やのに写真の撮られ方熟知してる(怖怖)!
左がレン。右がリン。
ほんで3歳のくせになんで妊婦のキーホルダー持ってんねん。
みんなからチヤホヤされているれんに対して、おもしろくないらん。
先日、こんなことを口走ってたらしい。
ドジな姉:舞
そんな我が子を目の当たりにした姉が、
どさくさに紛れて名言残していった。
”笑っとこ。笑えたらそれは全て正義。笑えなかったら悪。”
by ドジな姉
ええこと言う。
やっぱり人よりドジな奴は言うことが違う。
ちなみに、
この会話に参加している「キャバ嬢」とは、実の母のことである。
むろん、還暦を過ぎた母の職業はキャバ嬢ではなく、
病院関係の職業である。
一時期、彼女はめちゃくちゃ時給の高い病院で看護師をしていたことがあるので、
「キャバ嬢並みやな。うん、今日からお母さんのあだ名キャバ嬢な。」
そんな家族会議がガチで行われ、いまだに母の登録名はキャバ嬢である。
iPhoneで「はは(母)」と打とうとすると予測変換で「キャバ嬢」って一番に出てくるから本気で面倒臭い。
脱線しましたが、
そんなラブリーな家族と暮らしていて、なかなか楽しい人生である。
余談だが、
昨日、ドジな姉、ラン、レンと一緒に公園へ行った時、
タバコがポイ捨てしてある噴水を見てレン(3歳)が一言。
「何タバコ捨ててんねんな!
バカのくせに!」
と正論で暴言吐いていた。
こんな女を生み落としたドジな姉は、やっぱり一番ただ者ではないのかもしれない。
いろいろおかしいけど、なんやかんやすくすく育った私たち家族をこれからもよろしく(天誅)