３０歳になって２日目の朝、
私はいつもしようとしてなかなかできなかったことをいてみることにした。
昨日は、誕生日の夜にもかかわらず、
雨の中バスケのシューティングに出かけたせいか夜１０時には床についていた。
小学生。
翌朝、
ダイエットのために４月３０日から始めたウォーキングをしようと６時に起床。（１０時に寝たらそら目ぇ覚める）
そして、ビニール袋３つ、ゴム手袋をはめて公園へ向かった。
そう、ウォーキングを兼ねたゴミ拾い！
家の目の前に大きな公園があって、もうそこは公園というよりアミューズメントといっても過言ではない。
そこに行くまでには陸橋があり、
そこを渡ると公園につく。
しかし、私のゴミ袋は公園につく前にいっぱいになった。
予想だにしない出来事にしばし戸惑いを隠せぬ。
そして、隠し持っていたもう１つの袋を広げ、
公園内をウォーキング開始！
公園一周はだいたい３０分ほど。
出勤前にもサクッとできる。
そして、ゴミ拾いをしているとあることに気がつく。
・タバコの吸殻が異様に多い
・ベンチ付近にゴミ多数
・不可思議な目で見られる
・しかし、３０歳やからもう何も怖くない
タバコの吸殻が多いってことは、
「ええ大人の犯行である」
ということ。
もう、ポイ捨てを前科にしてもいいんじゃないでしょうか？
マナーを守ってる人の品格がオチルヨ！！！！
あ、すいません。ついカッとなって最後の方カタコトに・・
ゴミを拾っていると、
今まで「痩せたい」という一心だけで歩いていたけど、
独りよがりだったように感じる。
ゴミが気になりながらも無視していた私は所詮傍観者だった。
そして「地球掃除してる感」を味わうことができる。
「ほんま、ありがとうな、地球。」
「今度一緒にデニーズいこな？」
なんて声をかけながら地球に親しみさえ生まれてくる。
ゴミ拾いをしていると、
時々マダムが声をかけてくる。
「ほんまありがとうな！！！」
なんやろう、
「おいら達の地球を綺麗にしてくれてありがとな！」
てことなんだと受け取りました。
ずんずん進むと、
ベンチや椅子のある広場にたどり着くと、
そこはもうゴミ、ゴミ、ゴミ。
比較的綺麗な公園ではあるけど、
私のゴミレーダーは警笛を鳴らす。
“Where there is will, there is a way”
〜意思あるところに道はある〜
的な感じで、
“Where there is human, there is trash”
〜人いるところにゴミがある〜
みたいな格言も生まれるよね。
調べると、
“trash”(ゴミ）には、「ゴミ人間」っていう意味があるらしい。
ポイ捨てしたらゴミ人間の称号を背負うってことだな。
ようできてるわ英語。
そして、その広場のゴミ拾いがひとしきり終わりかけた時、
「私もな〜〜、いつもな〜〜、
ゴミ袋持ってこようっておもってるねんけどな〜〜、
なかなかできへんねん〜〜！！
ほんまありがとうな〜〜〜！！！」
新たな大阪のおばちゃん登場。
（※彼女は酔っ払っているわけではありません）
ゴミ拾いしたら、もれなくフレンドリーなおばちゃんからお礼を言ってもらえます。
ダイエットの一環としてやってるけど、
この行動が誰かの勇気に繋がるならわるくない。
結局、ゴミ袋（中）は３つ分いっぱいになって公園一周のウォーキングは終わった。
タイムはなんと、１時間１０分。
いつもの倍以上。
うん、最高の気分。
家に帰って、
まだ寝ている旦那に先ほどの格言をドヤ顔で押し付けた。
“Where there is human, there is trash”
（もう、めっちゃ斜体で。Times new romanで。）
もちろん、
「は？」
って顔されたけどちっちゃいことは気にしない。わかちこ
ゴミ拾いを終えて：
メリット
１、楽しくウォーキングができる
２、ゴミを拾う時の屈伸運動が美尻に効果絶大
３、簡単に汗ばめる
４、テンションの高いおばちゃんと仲良くなれる
５、地球が少しでも綺麗になる
６、その場所に愛着がわく
７、傍観者を卒業できる
デメリット：
なし！
以上。