「あなたはヨーロッパで働いているのですか。」
仕事をしだして6年ちょっと。
外国人の友人はいつも、私にそう問いつめる。
彼らには私が毎日遊びほうけているようにみえるのか
まさか日本企業で働いてるとは夢にも思わなかったようだ。
以前は、美容室の本社でなんでも屋さんとして働いていた。
そして、転職して日本語学校の広報マネージャーになったぜ!
HAHAHAHAHAHAHA!(スッパマンばりの高笑い)
「日本語学校」って外国人への市場ということがあり、
勝手に自分を「外資系で働いている」と思い込ませている。
そもそも、「外資系」の概念てなんやねん。
外資系企業(がいしけいきぎょう)とは、外国法人又は外国人が一定程度以上の出資をする日本の企業(通常は株式会社だが合同会社も増えている)をいう。口頭表現等では「外資系」「外資」と略称することも多い。外資系でない日本の企業は、日系、国内系、民族系、などと言われる。日本以外の国に関しても同様の意義で用いられることがある。―wikipediaより
うん、調べたところで全然意味分からん☆(四面楚歌)
うちも外国人ばっかりやし外資系やな!
そんな外資系企業の広報マネージャーは、(天狗)
日系企業で働いているときも外資な風をバンバン吹き荒らしていた。
前回の職場では入社1年目でいきなり10日間の休みを申請してフランスへサイクリングしに。
翌年は、またもや10日の休みを申し出てフランスへ大量のマスタードを買いに行ったあと、
イタリアへ渡り、フィレンツェの苔を堪能。
そして次の年は、
ロサンゼルスのビーチで友人の赤ちゃんの授乳。
そして思い立って台湾でクイーンズヘッド!
さんざん自由にさせてもらった後、外資系企業日本語学校へ転職。
旅行しまくっていたからか、
友人からはいつも
「ちゃんと働いてますか。」
「NEETですか。」
「人生、なめてませんか。」
「地球温暖化。」
とかもうそれはそれは鋭利な言葉を浴びせられ、
環境問題って本気で向き合っていかないといけないなと責任感が生まれた。
転職して早1年8ヶ月。
普通の会社勤めとはちょいと違い、
カジュアルに仕事させてくれる職場。
イベント多いし、
職場でキムチたべても全然OKで、
理事長はいつも家の庭でとれた果物や米を差し入れてくれる。
今日は、ホームページをリニューアルすることに精魂費やした!
「せいがん日本語学校」 http://seigan.co.nr
すると、お昼にはPCのバッテリーも精魂費やしやがった!
私「理事長、すいません。充電器家に取りに帰っていいすか。」
理事長「え!家かえんのか?!」
(あ、外資系といえどさすがに出社して家に帰るとかはまずかったかな・・・)
一瞬、毛穴から豚汁。
すると、
理事長「せっかく家帰るんやった、ほら、皿もって帰り〜!」
と、お中元で寄付された上等な皿を手渡してくれた。
出社してからしょうもない理由で家帰るのに皿の土産までくれるなんてエンマ優しい!
そして、またHPの更新をえっさえっさとやり、帰ろうとしたそのとき。
「サザエでも焼くか〜。」
理事長のこのセリフだけでも磯の香りがすごい。
実は、今日、超地域密着型な本校に地域の人からサザエの差し入れあり、
カウンターの上には生きたサザエが寝転がっていた。
そして、急遽学校のベランダで炭を焼き、
サザエパーティー。
実際に焼いてみるとほんまに磯の香りがものっそい。
そのサザエは鳥取だったか島根だったかなんかどっかから採れたらしく、
醤油をたらして食べたらびっくりするほど美味しかった。
全然お酒飲まれへんけど、
初めて「ビール飲みたい」って思った。
賞味期限切れの醤油でも全然いける!
(学生寮からせしめる調味料はいつも危険と隣り合わせ☆)
職場の人と、ベランダで酒を交えながらサザエ焼いてるとき、
「あ〜外資系で働いてよかった〜」と痛感した。
今後、就職を考えている皆さんは、
いかに有給が使いやすいか。
ということと、
いかにして職場でサザエを焼くか。
ということに特化して就活をすることを強くオススメします。
すっごいやる事たくさんあるのに毎日ブログを更新している私。
決して暇じゃないので、
勘違いしないでください。
さ、日課のネットサーフィンIT業務の続きでもするとしよう!
おしゃまんべ〜!